住まい
古くなったり住みにくくなった自宅を、高齢期にリフォームしたり、住み替えたいと思っても、手元資金を大きく減らすのは不安と感じる人も多いでしょう。自宅を引き継ぐ人がいないシングルにとっては、高齢期に買い替えなんて“もったいない”と思うかもしれません。 このようなニーズに応えるしくみが、金融機関と住宅金融支援機構が提携して提供するリバース・モーゲージ型 住宅ローン【リ・バース60】です。自宅を担保に金融機関からお金を借りる一般的なリバースモゲージについては、こちらの記事をご覧く…
「将来も家を借りられますか?」 これは、賃貸に住むシングルの方からよく受ける質問です。 家を借りるためには、いくかの条件を満たす必要があります。大家さん側からすれば、「賃料をきちんと払ってくれる人かどうか」「その保証をしてくれる人がいるかどうか」は、どのような相手に対しても気になるところです。 そのため、家を借りるにあたっては、家賃を払うだけの“資力”があることを証明したり、万一のときの“保証”を準備したり、といったことが必要になります。 &nb…
高齢期になると以前は支障がなかった家の中のちょっとした段差や日用品の買い物、病院通いなどに不便が生じるものです。とくにひとり暮らしの場合は、日常的な手助けが得られにくく、高齢者の暮らしやすさに配慮した住宅への住み替えを検討することもあるでしょう。 実際に住み替えるとなると、思い出の品々の処分や新しい人間関係の構築など、心理的なハードルに直面するのも事実ですが、ここではさまざま種類のある高齢者向けの住まいの概要を把握するために、どの程度自立した生活を送るか、住宅資…
先日、見学に訪れた茅ヶ崎市松林にある特別養護老人ホーム「湘南くすの木」は、 これまで特別養護老人ホーム(以下、特養)に抱いていた私のイメージを大きく変えるものでした。居室はユニット型の全室個室で、窓からたくさんの光が差し込む共有スペースは、”明るくて清潔”。介護スタッフのみなさんの元気な挨拶や、優しいまなざしが印象的で、入居されているみなさんも笑顔にあふれていました。 案内して頂いた、施設長の山本隆史さんと生活支援課長の金子次美さんのお話から、 「自宅で過ごすように、…
将来、身体が思うように動かなくなったり、認知症などで判断能力が低下してしまったら、ひとりで自宅に住み続けられるかという不安は、シングルにとって最大の悩みかもしれません。同居する家族がいれば、簡単に助けてもらえたりすることが、ひとり暮らしの場合は、そうはいかなくなるわけです。 もしも、介護が必要になっても、できるだけ自宅に住みたいと思うなら、各自治体が運営する「定期巡回・随時対応型訪問介護看護」(介護保険の地域密着型サービスのひとつ)の利用を検討しましょう。介護認…