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お役立ちコラム

イザに備える

保険で将来に備える病気やケガに備える民間の医療保険に入っていたほうが安心ですか?

病気やけがで入院した場合、健康保険の適用となる医療費については3割負担ですが、支払った金額が一定額を超えた場合は高額療養費制度によって払い戻すことができます。そのため、ある程度の貯蓄があれば、医療保険は必要ないという考え方もあります。しかし、入院時の食事代、差額ベッド代、保険適用されない自由診療または先進医療の技術料などは、高額療養費制度の対象外という点を押さえておきましょう。

 

入院時の食事代の負担は1食あたり260円、差額ベッド代は平均で5,829円※。入院日数が多くなれば、それだけ負担がかさむでしょう。差額ベッド代は大部屋とよばれる6人部屋や、4人以下の部屋を自分から希望しなければかかりませんが、個室や4人以下の部屋を希望した場合にかかってきます。医療保険は、これらの自己負担分をカバーするのに役立ちます。(※ 厚生労働省中央社会保険医療協議会 平成23年7月)

 

また、医療保険には、先進医療と呼ばれる評価段階の治療を受ける場合、技術料は数万円~数百万円と幅がありますが、その全額または一部を給付してくれる先進医療特約を付けることができます。

 

最近では、医師や看護師に24時間365日、電話で医療の無料相談をすることができたり、セカンドオピニオンをもらえたりするサービスが多くの医療保険に付帯されています。病気になった時、医療相談ができる人が身近にいない場合は心強いサービスです。

 

ひとり分の年金しかないシングルは、貯蓄を減らすことに不安を感じる人もいるでしょう。健康保険でカバーされない部分を民間の医療保険で備えるなら、1日5千円~1万円程度の民間の保険に入っておくと安心です。

 

 

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