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お役立ちコラム

住まい

家をリフォームする高齢期に備えて必要なリフォームにいくらかかる?

年を重ねていくと、ちょっとした段差につまずいたり、トイレで便座から立ち上がる時に足腰に力が入らなくなる、手首を痛めたり握力が弱くなってドアが開けづらくなるなど、今までは問題なく出来ていた動作が出来なくなるということが増えてきます。シングルは工事の手配など自分でする必要がありますから、現在のお住まいに将来も安心して住み続けるためには、健康なうちにリフォームについて考えておきましょう。

 

では、高齢期に備えるためにはどのようなリフォームが必要になるのでしょうか。ある調査によると、約3割の世帯が玄関・階段などの段差などをなくすためのバリアフリーのリフォームや浴室・トイレの改造を行っています。それ以外にも、キッチンや居室の改造を行ったという世帯もあります。車いすでの移動や自宅で介護を受ける場合に備えたリフォームをしている人が多いといえるでしょう。その一方で、特に何も行っていないという世帯も4割以上となっています。

 

トイレやお風呂に手すりをつける、洋式トイレに交換する、引き戸等へ取り換える、出入口の段差をなくすなど部分的にリフォームするだけでも、より安全で快適に老後の生活を送ることができるようになるでしょう。費用は材質や工法によって大きく変わってきますが、実際にリフォームを行った人への調査によると、玄関・階段・廊下などの改造で11万円、トイレ改造で15万円、浴室改造で16万円程度かけたという回答が多かったようです。(価格は介護保険適用前の金額)ただし、浴室を部分的な改造ではなくユニットバスにリフォームするなどの場合には100万円~200万円程度かかり、その他の場所についてもどの程度まで直すのかによって費用は大きく変わってきます。

(出典:季刊家計経済研究 特集「介護費用と家族」2013年より)

 

自宅に住み続ける選択をするなら、今後どのようなリフォームが必要になるのか、そしてどのくらいの予算をかけられるのかについて早めに検討し、マネープランに見込んでおきましょう。

 

(おひとりさまスマイルCafe ”家をリフォームする”)

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